礼状
この度はお忙しい中、長男悠斗の葬儀に際しまして、霊前へのご厚志を賜り、誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
11月4日、不慮の事故による突然の死でした。
十六歳の若さで逝ってしまった悠斗にとって、私たちは良い両親であったのか。
今後どの様に生きたら悠斗が喜んでくれるのか。
悠斗の僅か十六年間の人生、その証をどう残してあげられるのか。
自問自答の日々が続きます。
お蔭をもちまして12月22日に、四十九日の法要を滞りなく済ませる事ができました。
ささやかではございますが、供養の印に心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
どうぞご受納下さいますようお願い申しあげます。
本来であれば、拝眉の上、お礼を申し上げるのが本意でございますが、
略儀ながら書中をもちまして、お礼かたがたご挨拶申し上げます。
平成22年12月23日
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